医学部 受験 再受験
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3次救急病院、各地で苦境 患者急増、搬送拒否も相次ぐ
医学部 受験 個別指導 予備校
救命救急センターなど生命の危機に陥った患者の治療にあたる各地の「3次救急
病院」で、搬送患者の受け入れ件数が急増していることが、朝日新聞の調査でわ
かった。入院の必要な患者を担う2次救急病院の受け入れ態勢が、医師不足など
で弱体化したことが主な要因に挙げられる。都市部の大阪でも、救命救急セン
ターが本来は2次救急対応の患者の処置に追われて、重篤患者を受け入れられな
い例が相次いでおり、人命を守る救急医療態勢の立て直しが急務となっている。
大阪府では05年、11の救命救急センターが救急搬送患者を受け入れた数(1
万1575人)が01年比で31%の増。京都府内の3センターでも06年には
1万4491人に達し、03年に比べ4割伸びた。東京都も02年の1万812
7人から06年は2万3066人に上った。
医学部 受験 個別指導 予備校
2次救急病院の減少が背景にある。大阪府内では05年10月からの2年間で
272病院が260病院に。京都府では111から1カ所減り、東京都でも34
1から326になった。このため、急患の受け入れ拒否が常態化。大阪府医師会
の昨年の調査では、2次救急医療機関の拒否件数は05年度から06年度にかけ
て19%増え、1施設当たり年250件に上った。
04年度に始まった新臨床研修制度で研修先が自由に選べるようになった結果、
人手不足に陥った大学の医局が主に2次救急病院に派遣していた医師を相次いで
引き揚げた影響が深刻化している。
医学部 受験 個別指導 予備校
2次救急対応の患者が救命救急センターに運び込まれ、重篤な患者の受け入れ
が間に合わない例は少なくない。大阪府東大阪市の男性が2日、センターから相
次いで受け入れを拒まれた末、死亡した問題で、要請に応じられなかった関西医
科大付属滝井病院では昨年11月にも、集中治療室が満床になり、受け入れ困難
な状態になった。空床を作るには治療を終えた患者を引き受ける施設が必要だが、
どのセンターも転院先探しに苦心する。
昨年末、一部患者に転院を勧めてベッドを空けたが、今度は2次救急病院など
約40カ所に断られた軽症の薬物中毒患者らを受け入れた。中谷寿男教授は「2
次、3次とも勤務医が疲弊し、患者を受け入れる力が低下している」と訴える。
医学部 受験 個別指導 予備校
救命救急センターについて、救急の専門医や他科の医師が何人必要かといった
具体的な国の基準はない。厚生労働省の充実度評価では、全国の201カ所(0
6年末現在)すべてが最高のAランクだが、患者の受け入れ実態は反映されてい
ない。
昨年12月、17病院に受け入れを拒否されて男性が死亡した兵庫県姫路市。
市内唯一の救命救急センター、県立姫路循環器病センターが救急対応しているの
は心臓疾患だけ。医師や看護師の退職が相次いだためだ。東京都西部のある救命
救急センターは07年、前年は2%だった搬送拒否率が6%に増加。担当医は
「麻酔科医が確保できず、月の3分の1は時間外の手術ができなくなった」。
日本救急医学会の05年調査では、専門医が1~2人だけのセンターが全体の
3分の1に及んだ。調査に携わった島崎修次・杏林大教授は「搬送拒否問題は、
診療報酬の低さや過重労働に加え、2次救急の減少で3次救急に負荷がかかりす
ぎるシステムの問題」とみる。
医学部 受験 個別指導 予備校
救命救急センターなど生命の危機に陥った患者の治療にあたる各地の「3次救急
病院」で、搬送患者の受け入れ件数が急増していることが、朝日新聞の調査でわ
かった。入院の必要な患者を担う2次救急病院の受け入れ態勢が、医師不足など
で弱体化したことが主な要因に挙げられる。都市部の大阪でも、救命救急セン
ターが本来は2次救急対応の患者の処置に追われて、重篤患者を受け入れられな
い例が相次いでおり、人命を守る救急医療態勢の立て直しが急務となっている。
大阪府では05年、11の救命救急センターが救急搬送患者を受け入れた数(1
万1575人)が01年比で31%の増。京都府内の3センターでも06年には
1万4491人に達し、03年に比べ4割伸びた。東京都も02年の1万812
7人から06年は2万3066人に上った。
医学部 受験 個別指導 予備校
2次救急病院の減少が背景にある。大阪府内では05年10月からの2年間で
272病院が260病院に。京都府では111から1カ所減り、東京都でも34
1から326になった。このため、急患の受け入れ拒否が常態化。大阪府医師会
の昨年の調査では、2次救急医療機関の拒否件数は05年度から06年度にかけ
て19%増え、1施設当たり年250件に上った。
04年度に始まった新臨床研修制度で研修先が自由に選べるようになった結果、
人手不足に陥った大学の医局が主に2次救急病院に派遣していた医師を相次いで
引き揚げた影響が深刻化している。
医学部 受験 個別指導 予備校
2次救急対応の患者が救命救急センターに運び込まれ、重篤な患者の受け入れ
が間に合わない例は少なくない。大阪府東大阪市の男性が2日、センターから相
次いで受け入れを拒まれた末、死亡した問題で、要請に応じられなかった関西医
科大付属滝井病院では昨年11月にも、集中治療室が満床になり、受け入れ困難
な状態になった。空床を作るには治療を終えた患者を引き受ける施設が必要だが、
どのセンターも転院先探しに苦心する。
昨年末、一部患者に転院を勧めてベッドを空けたが、今度は2次救急病院など
約40カ所に断られた軽症の薬物中毒患者らを受け入れた。中谷寿男教授は「2
次、3次とも勤務医が疲弊し、患者を受け入れる力が低下している」と訴える。
医学部 受験 個別指導 予備校
救命救急センターについて、救急の専門医や他科の医師が何人必要かといった
具体的な国の基準はない。厚生労働省の充実度評価では、全国の201カ所(0
6年末現在)すべてが最高のAランクだが、患者の受け入れ実態は反映されてい
ない。
昨年12月、17病院に受け入れを拒否されて男性が死亡した兵庫県姫路市。
市内唯一の救命救急センター、県立姫路循環器病センターが救急対応しているの
は心臓疾患だけ。医師や看護師の退職が相次いだためだ。東京都西部のある救命
救急センターは07年、前年は2%だった搬送拒否率が6%に増加。担当医は
「麻酔科医が確保できず、月の3分の1は時間外の手術ができなくなった」。
日本救急医学会の05年調査では、専門医が1~2人だけのセンターが全体の
3分の1に及んだ。調査に携わった島崎修次・杏林大教授は「搬送拒否問題は、
診療報酬の低さや過重労働に加え、2次救急の減少で3次救急に負荷がかかりす
ぎるシステムの問題」とみる。
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